2004年08月31日

子供、こども、子ども

blogscape-OPENBLOGの記事「子供」と「子ども」の違い
(Cooraさん)で子ども表記問題の事を知りました。

「子供」という言葉の「供」という字が、供える(そなえる)や
従者を意味する、お供(おとも)を連想させるので「子ども」と
表記しましょうと考える人がいます。それに対して「こども」と
は「子」と、複数を表す「ども」からなる言葉で「供」は単なる
あて字で特別な意味は無い、逆に「子ども」は「女ども」や「野
郎ども」と同じであり、本来1つの単語である「子供」を分解し
て考える事は、日本語の乱れに通じると考える人がいて対立
しているというものです。

私の考えはこうです。いくらあて字とはいえ日本においての漢字
にはそれぞれ意味も有る事は事実です。あて字だから良いと言
っている人でも、まさか自分の子供の名前に「醜」や「臭」の文字
は使わないでしょう。ですから「供」という文字が嫌だと感じる人は
「子ども」と表記すれば良いと思います。但しそれは個人の好み
の問題であり、人に強要するようなものではないでしょう。

それで「子ども」と表記する人が、大多数を占めるようになれば
正式な書き方が「子ども」になるかもしれません。言葉というの
は良くも悪くもそのように「変化」していくものだと思います。人に
よってはそれを「乱れ」と形容するかもしれませんし、別な人は
「進化」と呼ぶかもしれません。

「子供」「こども」「子ども」どれも単なる文字、つまり記号でしか
ありません。「子ども」と表記する、それだけの事によって子供
の人権を守った気になる方がいらっしゃるとしたら、それは
間違いでは無いでしょうか。ですから、たとえ「子供」と表記した
からといって、子供を貶める事にはならないと思います。そのよ
うな事を他人に強要する為に時間を費やすのであれば、もっと
他に子供の為にできる事があるのではないでしょうか。

■トラックバック
「子供」と「子ども」の違いiwaki-ism.com/Blog
「子供」と「子ども」生字引に聞け!


posted by 電算担当者 at 13:30| Comment(8) | TrackBack(0) | 言葉について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は公文書書くので、表記に好き嫌い言ってられないす。人権がらみで使えない漢字はたくさんあるよ。有名どころでは『屠殺』とか。
自分のblogでも、気をつけてるつもり。お仕事関係の人が読んでたりするし。
でも一般の人が使ってても、なんとも思わないなー。まだそこまで浸透してないもの。
Posted by まーふあ at 2004年08月31日 15:50
まーふあさん
その言葉が実際に差別的表現であるかどうかという議論
と、今現在(特に仕事で)使えるかどうかは又違いますね。
『屠殺』は公文書ではひらがなに置換えるのでしょうか。
それとも食肉解体でしょうか。
Posted by 電算担当者 at 2004年08月31日 16:27
私は差別的だと感じる人が一人でもいるなら、使いたくないかな。
漢字に特に思い入れないし。ぜんぶひらがなでもいいにょ。

『屠殺』は『とさつ』と書くけど、そのうち完全に使われなくなると思う。
電算先生が書いたように、『食肉解体』という言葉に置き換わるよ。
Posted by まーふあ at 2004年08月31日 17:17
まーふあさん
ぜんぶ平仮名はさすがに読みにくそうですね。
私も差別的な表現をあえて使おうとは思いません
が、なるべくであれば納得して、使う使わないを
選択したいなと思います。あくまでも個人的立場
としてという事ですが。
Posted by 電算担当者 at 2004年08月31日 18:16
こんばんは、生字引です。
いやぁ相変わらず作文が上手です。
僕の言いたかった事をズバリ!文章にしてくれています。
まったく悔しい限りですが、それはともかく。

言葉とは日々変わっていくものだということはわかってはいるのですが、なかなか難しいですね。
いわゆるネット社会というものは、まさに会話が文字表現なわけですが、2ch系などができたように、これから益々多様化されていくのでしょうね。
Posted by 生字引 at 2004年08月31日 19:51
ちょうど,いくつかの研究レポートとか論文とか
宿題を抱えて,頭も抱えている私です(笑)

職業柄,研究課題に「いきいきと・・・する子ども」
なんて掲げますが,
かなしいかな,私のATOKは,一発で「子ども」と変換してしまいます。
学習するATOKどれだけ「子ども」を多用しているかと言うことです。
その次「子供」そして平仮名の「こども」。

ちょっとムカシは「児童」(小学校のため)を一貫して使ってきましたが,今の流行は「子ども」。
研究紀要をまとめるにあたっても,
上司に「ちょっと,ここ,『子供』ってなってるけど『子ども』にした方がいいよ。」とご指導を受けましたから。。。

でも,よく分かりました。トラバの元の元の
「せんせい」のサイトにも伺わせて頂きました。
う〜ん納得です。

ただ,電算担当者様の通り,「ことば」も慣習やその時代の流れで,変化していくものだと思いますし。。
象形文字を使っている民族だからかも知れませんね。
英語のチルドレン,チャイルド,って変化するのでしょうか・・
Posted by Lhaca at 2004年08月31日 21:35
「象形文字」と「指事文字」の二種がすべての漢字の基本になってるでしょう。
「会意文字」 「形声文字」など漢字って
いろんな構成ですもの・・

その漢字も巧みに自分の文化にいれちゃった日本人ですもの。(笑)
Posted by Lhaca@追伸 at 2004年08月31日 21:47
生字引さん
ありがとうございます。使われる媒体によっても
言葉はかわってきますね。顔文字や独特の略語等。
しかしあまりにも媒体に依存するものはその媒体が
廃れると一緒に消える運命かもしれません。

Lhacaさん
そういえば最近「児童」という言葉をあまり聞かない
ような気がしますが、トレンドは子どもなのですね。
>「象形文字」「指事文字」
>「会意文字」「形声文字」
象形文字はわかりますが、他がわからない...
早速調べてみる事にします。おもしろそうな
お題をありがとうございます。
Posted by 電算担当者 at 2004年09月01日 08:26
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